タレントの上沼恵美子さんが、情報番組「上沼高田の釘付け」で元SMAPの中居正広さんに対し、激しい怒りを表明しました。この騒動の発端は、フジテレビによる第三者委員会の調査報告書で、そこには中居さんが2023年6月に女性アナウンサーを個人的に誘い、性的暴行を加えたという内容が含まれていました。

上沼さんは、報告書の内容に衝撃を受け、「女を物扱いして、クズやな！」と強い言葉で中居さんを非難しました。彼女は、かつての国民的アイドルに対する信頼が裏切られたことに失望し、こうした行為が許されるべきではないと訴えました。番組内では、中居さんが女性を誘った際のメールのやり取りが再現され、それがどれほど不適切であったかも示されました。

また、上沼さんは中居さんの女性に対する態度に「調子に乗って勘違いしている」と指摘し、芸能界での権力の使われ方に警鐘を鳴らしました。彼女の発言は、視聴者の共感を呼び、SNS上でも中居さんへの批判が相次ぎました。

一方、フジテレビもこの問題に対する対応の不備が指摘されており、経営陣がこの深刻な事案を軽視していたことが明らかになりました。報告書では、被害女性への誹謗中傷が続いていることも問題視されています。

中居さんは現在、公の場での発言を控えており、ファンからは失望の声が多く上がっています。この騒動は、日本の芸能界における女性や権力構造の問題を浮き彫りにし、誰もが女性を物のように扱うことは許されないというメッセージが広がっています。上沼さんの怒りの言葉は、多くの人々に共感を呼んでいます。