TBS司会の三谷高騎士氏が、フジテレビにおける重大な問題について言及し、業界全体に波及する可能性を示唆しました。彼は、フジテレビの中井正弘氏に関連する問題が、同局のみに留まらず、日本のテレビ業界全体、さらには社会全体の問題であると強調しました。

三谷氏は、「フジテレビだけが反省すれば済む問題ではない」と述べ、業界内の問題を解決することが急務であると訴えました。さらに、TBSでも同様の案件が存在する可能性があり、他の局も調査を躊躇しているのではないかと指摘しました。

フジテレビの問題について、三谷氏は「冷え久が40年間も実権を握り続けていることが、ほとんどの問題の根源になっている」と述べ、構造的な問題の解消が必要であると語りました。彼はまた、フジテレビやその関連コンテンツが世間からの信頼を回復するためには、透明性のある行動が求められると強調しました。

今回の騒動を受け、民法連盟が業界全体の調査を第三者委員会に依頼することで、実態が明らかになる可能性があると三谷氏は指摘しました。しかし、現状では、個々の問題行為を起こした人物に対する処分が優先されるべきだとも述べました。

最後に、三谷氏は「他のキー局やNHKでも同様の問題があるかもしれない」と警鐘を鳴らし、各局が徹底的な調査を行うことが求められると結論づけました。社会全体がこの問題を真剣に受け止める必要があると強調し、今後の動向に注目が集まっています。