女優の永野芽郁さんが、俳優の田中圭さんとの不倫疑惑により、芸能界で大きな波紋を呼んでいる。永野さんは2021年に公開された映画『そして、バトンは渡された』で主役を務め、若手トップ女優としての地位を確立していたが、今回の騒動によりその名声が揺らいでいる。

この疑惑は、2025年4月24日発売の週刊誌に掲載された写真から始まった。報道によると、田中さんが永野さんの自宅マンションを訪れた際の写真があり、恋人つなぎで手をつなぐ姿が捉えられていた。これを受けて、両者は不倫関係にあるのではないかとの憶測が広がった。田中さんと永野さんは映画での共演をきっかけに知り合い、その後頻繁に食事を共にしていたという。

田中さんと永野さんは、共に不倫関係ではないと否定し、行動が誤解を招いたと謝罪している。しかし、5月8日に報じられたLINEの流出により、親密さを感じさせる内容が明らかになり、再び疑惑が浮上。両者の所属事務所は、流出したLINEのやり取りを否定したが、その表現が曖昧であるとの批判も集まっている。

この騒動の影響は早くも企業広告に及んでおり、JCBやモンスターエナジーなどが永野さんを起用した広告を削除する事態に発展した。また、永野さんは現在放送中のドラマや今後公開予定の映画にも影響が出る可能性がある。

永野さんは、ラジオ番組に出演し、誤解を招く行動を反省するコメントを述べたが、その後は通常の進行に戻り、騒動には触れなかった。この姿勢に対しては、リスナーから不満の声が上がっている。

芸能界におけるイメージダウンは大きな影響を及ぼす可能性があり、今後の永野さんの活動に注目が集まる。スキャンダルを乗り越えることができるのか、また、彼女のキャリアにどのような影響が及ぶのか、業界内でも議論が続いている。