ディー・アップ社長から壮絶パワハラ受け、女性新人社員…

化粧品製造販売を手掛ける株式会社Dアップの社長からのパワーハラスメントを受けた女性社員Aさん(当時25歳)が自ら命を絶った問題が注目を集めています。Aさんの遺族は2日、東京都内で会見を開き、同社に対して損害賠償請求を行っていることを発表しました。

Aさんは2021年4月にDアップに入社し、10月には営業部門に配属されました。しかし、先輩社員からの悪口や職場内でのトラブルが続く中、12月には社長の酒井三社長から高圧的な態度で呼び出され、一方的に叱責されるなどのハラスメントを受けました。この際、社長は「お前は大人を舐めるな」といった人格を否定するような発言をしたとされています。

Aさんは2022年1月に精神的な問題を発症し、給食を余儀なくされました。以降、会社側との交渉は続きましたが、社長の言動は「業務指導」として正当化され、パワハラの認識は否定されました。さらに、給食から半年後の2022年7月には一方的に解雇通知が送られ、健康保険に関する警告が届く事態となりました。

Aさんは2022年8月に自殺を図り、一度は意識を取り戻すも、その後亡くなりました。遺族は2023年6月に労働基準監督署に申し立てを行い、同年10月にはAさんの死を受けて損害賠償請求の訴訟を提起しました。最近の調査では、Aさんの症状と会社の環境との因果関係が認められ、社長の行動がパワハラに該当するとされました。

遺族の代理人である弁護士は、会社側の謝罪がなく、Aさんに問題があったとの主張を強く非難しています。この事件は、職場におけるパワハラの根深さを浮き彫りにし、社会的な関心を集めています。今後、遺族は謝罪と損害賠償を求めて争う方針です。

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