お笑いタレントのヒロミ（60）が1日、日本テレビ「DayDay.」（月～金曜前9・00）に生出演。前日3月31日に公表された元タレント中居正広氏（52）の女性トラブルを巡るフジテレビの問題を調査した第三者委員会の報告書について、自身の思いを述べた。

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394ページに及ぶ報告書で、編成部長を筆頭にフジ側が“中居ファースト”だった実態が明らかになった。被害女性は当時フジのアナウンサーだったとし、トラブルを「“業務の延長線上”における性暴力が行われ、重大な人権侵害が発生した」と認定。そして「一連の対応において特筆すべきことは、CX（フジ）の幹部が、中居氏サイドに立ち、中居氏の利益のために動いたことである」と断じた。

TBS系「THE　MC3」など共演番組が多数あり、中居氏と長年の付き合いがあるヒロミ。中居氏によるバーベキューパーティーに参会していたことも認めており、一連の報道に心を痛めていた。

この日の生放送で、ヒロミは「この番組でもお話させていただいたんですけど、この事案に関しては、前の会見のときも僕は中にいるような怖さがあった」と告白。「モヤモヤしたものがあり続けていて、どういうことだったんだろう、どうなってたんだろう…ということが、この第3者委員会の発表で分かった」と打ち明けた。

続けて「僕は、お正月があって何があって3月になって…ってなっても全然晴れた気持ちになれないというか、ずっと僕の中で引きずっているというか、何かがあったんです」と本音を告白。「今回、この発表を見て、凄く調べたんだろうなって思った」といい、「いろんな社員のいろんな意見があって、いろんなことがあったのだと出てきて。こういうことって、意外と“ここは言わなくていいか”ということもあると思うんですよ。でも今回、フジテレビの人たちは細かいことも答えていると聞いたので、変わろうとしている、変わらなきゃいけないんだということは、会社全体の若い人たちにそういう気持があるんだなってと思いました」と、聞き取り調査に応じた社員らの意識に感心し「変わっていってほしい」と願いを込めた。

自身については「いろんなところで僕も流れの中でいた場所の話も出てくるので、そういう思いで第三者委員会の話を聞いていました」と述べた。