3月31日、フジテレビは、中居正広の女性トラブルに端を発する一連の報道に関して、第三者委員会による調査報告書を発表した。報告書はpdfファイルで394枚にわたるものであり、誰でもダウンロードと閲覧が可能な状態となっている。

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報告書では、中居と元フジテレビアナウンサーの被害者女性Aさんが知り合った経緯や、トラブル発生後、2人を引き合わせたフジテレビ幹部社員のB氏を通し、中居が見舞金100万円を渡そうとしてAさんに拒否された流れ、フジテレビの内情に探りを入れる生々しいLINEのやり取りなどが記載されている。

そしてX上では、報告書に登場する、ある人物への関心が高まっている。

《タレントU氏…一体誰なんでしょうねぇ？》

《U氏とは誰か、ハッキリしてほしいな。知りたい。U氏は、一体、誰なんだ？》

《第三者委員会のヒアリングにも応じなかったと報告された真摯さの欠片もない調子こいていい気になっている人物は誰？ 何様のつもり？》

中居らの「スイートルームの会」に同席していたとして、調査報告書に、唐突に出現した「タレントU氏」なる存在。それが気になるネットユーザーが多いようだ。スポーツ紙記者が語る。

「調査報告書では、関係者がアルファベットで割り振られています。被害者女性がAさんであり、フジテレビの幹部社員がB氏と続いていきます。『タレントU氏』はアルファベット順に割り振られたもので、イニシャルなどではないと見られます。報告書によれば、2021年の夏に《コロナ禍であまり飲みに行けていないため、楽しい飲み会がしたい》というU氏の発案で、その年の12月、中居さんをまじえてホテルのスイートルームで飲み会が開かれました」

この飲み会は2回おこなわれ、ホテル代の約40万円×2回のほか、飲食代をあわせた合計100万円以上を、B氏が経費として申請し、フジテレビが支払っていたと明らかになっている。

さらに報告書では、この飲み会で、中居が同席した別の女性アナウンサーの体に触れるなど、セクハラ行為をはたらいたと認定しているほか、U氏は特定されるリスクなどを理由に、今回の調査でのヒアリングを拒否しているとしている。

「中居さんと公私ともに親交があり、フジテレビにとって有力な番組出演者となれば、かなり限られてくるでしょう。実際、関係者の間では、すでにタレントの実名がいくつか出てきています。報告書をもとに取材が進めば、実名で報じられる日も近いかもしれません。第三者委員会の調査を拒否するなど、非協力的な姿勢は後々まで尾を引くことになりそうです」（芸能ジャーナリスト）

自らもハラスメントに加担したことを、肝に銘じてほしい。