1月21日、鳥取県のすき家で発生した味噌汁へのネズミ混入事件が、ネット上で大きな話題となっています。この事件に対し、すき家は事実を認めつつも、公式の発表に対して現役のクルーから疑問の声が上がっています。公式の見解によれば、具材を入れた椀にネズミが混入したのは、重要な確認を怠ったためとされています。しかし、現役クルーは「椀の底に少量しか具材がないため、大きなネズミが混入すればすぐに気づくはず」と反論しています。
店舗の監視カメラには、味噌汁を注ぐ前の状態が映っており、混入の可能性を示唆しています。会社側は、冷蔵庫のパッキンのひび割れが原因としていますが、クルーは忙しさから鍋の蓋を開けっぱなしにすることがあると指摘。これは、混入の可能性を高める要因とされています。
すき家は、90度の高温の味噌汁にネズミが混入する可能性は極めて低いと反論していますが、問題の味噌汁を飲んだ複数の客がいた可能性も否定できず、この事件の真相は依然として不明です。現役クルーは「この異物がどのように処理されたのかが重要」と強調し、会社の対応に疑念を抱いています。
また、外部の専門機関による調査依頼が行われなかったことに対しても疑問が呈され、内部調査の結果の信頼性が低いとの意見が多く寄せられています。この事件は、すき家のブランドイメージに深刻な影響を与える可能性があり、顧客の信頼回復には時間がかかるでしょう。