長嶋茂雄さんの容体が悪化し、現在ほぼ植物人間状態にあるとの報道がなされています。長嶋さんは、読売ジャイアンツの名誉監督として長年ファンに愛されてきましたが、2014年に脳梗塞で倒れ、以来、言語能力や運動機能に障害が残り、長期入院を余儀なくされています。最近、東京ドームで行われたMLB東京シリーズの際、車椅子に座った姿で登場したものの、その様子には多くのファンが悲しみを覚えました。
長嶋さんの息子である一茂さんは、かつて父との絶縁を告白しており、遺産相続を辞退する意向を示しています。しかし、彼が父の遺産を狙っているのではないかとの噂も広がっています。長嶋家の遺産は、現金や不動産を含め、推定20億円に上るとされ、その中には世田谷の土地や豪邸も含まれています。
長嶋さんは、長期入院中でもリハビリを続けており、時折ファンや関係者と交流を持つ姿勢を見せています。その一方で、彼の健康状態は波があり、周囲は無理をしないよう配慮しています。次女の皆さんが家族企業の運営を引き継ぎ、長嶋さんの権利を管理している中、一茂さんとの関係は冷え切ったままです。
相続問題については、法律上、相続放棄の意思表示は無効であり、今後の展開に注目が集まります。長嶋さんは自身の財産を管理するために新たな財団を設立するなど、相続に向けた準備を進めているとみられています。長嶋家の未来にどのような展開が待ち受けているのか、引き続き注視が必要です。