KAT-TUN、冠番組が解散当日に放送も「ファンと会える場」は不透明“SMAPパターン”の幕引き懸念

3月2日、アイドルグループ「KAT-TUN」の冠バラエティ番組『何するカトゥーン?』(フジテレビ系)が放送された。番組内での“予告”にファンが歓喜している。

KAT-TUNが、2021年にデビュー15周年を迎えたことを記念してスタートした同番組は、月に1回放送されている。2日の放送回は、亀梨和也と上田竜也の2人が全国から集められたイチゴでオリジナルパフェを作るという内容だった。

「番組のラストで、亀梨さんが『また次回もお会いしましょう』と挨拶したのです。同番組は月に1度、日曜日の深夜1時30分に放送されていますが、番組公式Xは、3月30日の深夜に放送すると告知しています。2月はカレンダーの都合で放送がなかったため、3月に2回放送するのだと思われます」(芸能記者)

Xでは、次の『何するカトゥーン?』が放送されることを喜ぶ声が続出。

《次回がある幸せ。何するカトゥーン様に生かされてる》

《何するカトゥーン次回30日で震えてる…》

《最後を何するカトゥーンで締められるのは幸せかもしれない》

深夜放送であれば日付をまたいで3月31日になるが、この日は、KAT-TUNにとって重要な日になる。

「相次ぐメンバーの脱退により、亀梨さん、中丸雄一さん、上田さんの3人で活動してきたKAT-TUNですが、3月31日をもって解散することが発表されています。亀梨さんは同日の契約満了をもってSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)を退所し、中丸さんと上田さんは個人で契約を継続します。くしくも、グループ解散の日に冠番組が放送されることになったのです」(前出・芸能記者)

KAT-TUNの解散が発表された2月12日、STARTO社は公式サイトで《3月31日に解散はいたしますが、メンバーの希望により、近い将来ファンの皆さまとお会いできる場所を作るべく、現在調整をしております》と、伝えていた。ただ、“会える場”はいまだ不明だ。

「メンバーに会える場となれば、ライブを期待するファンが多いです。KAT-TUNは、2024年8月に中丸さんが『文春オンライン』で“アパ密会”を報じられ、芸能活動を謹慎していました。中丸さんの不在もあってか、2023年5月を最後にライブができない状況が続いていたのです。

2025年1月に中丸さんが復帰を発表したものの、1カ月後に解散が発表されました。解散の日が近づいていますが、3月5日時点でKAT-TUNのライブに関する発表はありません」(前出・芸能記者)

“最後の日”まで1カ月を切り、3人そろったKAT-TUNに会えず、ファンの胸中も穏やかではないだろう。前出の芸能記者はこんな懸念を口にする。

「旧ジャニーズ事務所時代、2016年にSMAP、2018年に滝沢秀明さんと今井翼さんによるデュオ『タッキー&翼』、そして、2021年にV6が解散しました。

タッキー&翼は、2018年の大みそかに放送された『ジャニーズカウントダウン2018-2019 平成ラストの夢物語! ジャニーズ年越し生放送』(フジテレビ系)で代表曲『夢物語』を歌唱。Hey! Say! JUMPやKis-My-Ft2など出演タレント全員から見送られ、晴れやかな“ラスト”になりました。

V6も、2021年9月から解散する11月1日までツアーを開催するなど、ファンの前でパフォーマンスを披露する機会がありました。

しかし、SMAPは2016年にライブはなく、恒例だった大みそかの『NHK紅白歌合戦』にも出場せず、ファンにとって寂しい幕引きとなりました。解散に至る経緯や事情はまったく異なりますが、現在の状況を考えると、KAT-TUNが“SMAPパターン”になる可能性もゼロではありません」(前出・芸能記者)

解散まで“ギリギリ”の日程で、KAT-TUNとファンが会える場はあるか――。

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