「死んだ父親が悪い」と自分に言い聞かせ…父親の遺体を自宅の押し入れに2年以上放置 息子の鈴木伸彦容疑者(56)を逮捕、年金不正受給なども視野に捜査

東京中野で、56歳の鈴木伸彦容疑者が父親の遺体を自宅の押し入れに2年以上放置していた疑いで逮捕されました。この衝撃的な事件は、近隣住民からの通報によって明らかになりました。鈴木容疑者が経営する中華料理店が一週間以上営業を休止していることに気づいた住民が警察に連絡し、捜査が始まりました。

警察の調査によれば、鈴木容疑者の父親は当時86歳で、鈴木容疑者が帰宅した際にすでに亡くなっていたとされています。遺体は押し入れの中で発見され、すでに骨化が進んでいたとのことです。鈴木容疑者は、葬儀にかかる費用を心配し、罪悪感を抱きながらも「死んだ父親が悪い」と自分に言い聞かせ、遺体を隠す選択をしたと供述しています。

鈴木容疑者は容疑を認めているものの、事件の背後にはさらなる疑惑が潜んでいる可能性があります。警察は、鈴木容疑者が父親の年金を不正に受給していた疑いも視野に入れ、捜査を進めています。この事件は、家族の死に対する社会の意識や、経済的な問題がもたらす深刻な影響についても考えさせられる事例となっています。今後の捜査の進展が注目されます。

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