ヒロミと鶴瓶が関与したとされる女性トラブルについて、フジテレビと第三者委員会が公開した調査報告書が注目を集めている。報告書は3月31日に発表され、1394ページにも及ぶ内容となっており、被害女性が元フジテレビのアナウンサーであることが明らかになった。

調査によると、当時編成部長だったB氏を含むフジテレビ社員がトラブルに関与していたが、具体的に中井氏が女性を誘った事実は認められなかった。一方、業務の延長線上での性暴力があったとする判断が下された。また、調査報告書ではBBQに参加した著名男性タレント2名がヒロミ（60歳）と鶴瓶（73歳）であることも記載されている。

このBBQは、2023年9月に放送されたトーク番組「キラキラアフロ」で話題に上がり、鶴瓶氏が「ヒロミが帰りたいと言い出した」と笑いながら語っていた。この発言は、同報告書によって再確認され、2人がトラブルに関与していないことが裏付けられた。

報告書はまた、ヒロミがBBQから帰ることを提案した背景についても言及しており、彼が何らかの危険を察知していた可能性が示唆されている。調査の結果、B氏と中井氏の結託が犯罪行為に繋がったと捉えられ、より深い問題が浮き彫りになっている。

この騒動は、芸能界における女性への暴力やセクハラ問題の根深さを再認識させるものであり、引き続き注視が必要である。