謝罪会見の裏で行われた宴会、これだけの騒ぎでも全くの無傷の日枝会長とは…地方各地で行われた大名行列がヤバすぎる…

富士テレビの日枝久会長を巡る騒動が、再び注目を集めている。彼は40年近くにわたって同社を支配し続け、その権力は未だに衰えていない。先日、米投資ファンドのダルトンインベストメンツが日枝会長に辞任を要求したが、彼自身は辞意を示していない。富士テレビ内部では、調査結果の発表を迎える3月末が注目されている。

日枝会長の権力の象徴ともいえるのが、毎年行われる大名行列である。彼は社長や幹部を引き連れ、社員に対して権威を誇示するかのように行動している。この行列の際、寿司や酒が振舞われ、さらには女性アナウンサーとの親密な交流が見受けられる。これらの光景は、富士テレビの文化を象徴するものであり、多くの社員に衝撃を与えている。

また、日枝会長の影響力は系列局にも及び、地方局の取締役を多数抱えていることが報じられている。特に、新潟のNST新潟総合テレビでは、彼の存在が重要視されており、数千万の報酬が支払われているという。しかし、地方局の幹部は日枝会長がほとんど新潟に訪れないことを指摘しており、その実態が疑問視されている。

さらに、日枝会長は日本民間放送連盟の会長も歴任しており、メディアへの影響力を保持している。過去には、情報番組のやらせ問題が発覚した際、記者クラブとの懇親会で豪華な接待が行われていたことも明らかになっている。このような状況は、メディア業界全体における権力構造の一端を示している。

日枝会長の辞任がいつになるのか、またその後の富士テレビの行く末にも注目が集まっている。彼の影響力が続く限り、業界の変革は難しいのかもしれない。今後の動向を見守りたい。

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