フジテレビの顧問弁護士であり、元アナウンサーの菊幸氏が、テレビ朝日の「新一モーニング賞」のレギュラーコメンテーターを欠席した。この欠席は、フジテレビの第3者委員会による調査報告書の提出と、それに続く記者会見が行われた翌日にあたる。番組の司会者は冒頭で「今週、菊さんはお休みです」と告げたが、欠席の理由については番組側からの説明はなかった。

菊氏は、フジテレビの顧問弁護士として、同社の問題についてコメントを行ってきたが、その立場からの解説には批判も集まっていた。特に、フジテレビの問題が取り上げられると、彼が必ず欠席することが指摘されており、視聴者からは「都合が悪くなると消えてしまうのか」という声も上がっている。

法律の専門家として、同社の問題に対し中立的な意見を述べることは難しいとされており、菊氏の欠席は「今後の発言が危険であるため」との見方もある。これにより、彼の過去の発言が本音であったのか、疑問の声も高まっている。

フジテレビの顧問弁護士が、同社の問題に関して解説を行うこと自体が無理があり、最初から別の弁護士を起用すべきだったとの意見も多い。菊氏の欠席は、フジテレビの問題に対する責任ある姿勢が求められる中で、今後の出演形態に影響を与える可能性がある。報告書提出の直後の欠席は、視聴者にとっても大きな関心事となっている。