札幌の美容室「GINGER」の代表、山崎高さ氏が顧客からの低評価の口コミに対し逆ギレする形で返信していたことが発覚し、ネット上で大炎上している。問題の発端は、同美容室で施術を受けた顧客が髪の毛のダメージや施術の効果が数日しか持続しなかったと指摘したことにある。
顧客は、縮毛矯正の施術を受けたにもかかわらず、数日後には効果が薄れたことや、事前に伝えていた前髪のカットに対する不安が無視され、勢いよく切られたと不満を述べていた。施術の価格も3万9800円と高額であり、期待していた結果とは大きく異なったことが不満の理由となった。
山崎氏はこれに対し、顧客の指摘を「報復」と表現し、返答の中で効果の持続期間についての説明のみを行い、顧客の不安や不満には一切耳を傾けなかった。このような高圧的な態度は、他の顧客に対しても悪影響を及ぼすと指摘されている。
さらに、他の口コミに対する返信でも、顧客の意見を軽視し、「ケアの問題」と切り捨てる内容が見受けられ、多くのユーザーからの反発を招いている。口コミへの返信は、企業のイメージや信頼性に大きく影響するため、山崎氏の対応は炎上をさらに加速させる結果となっている。
今回の騒動を受けて、飲食業界やサービス業全般において、顧客の声に対する誠実な対応が求められていることが改めて浮き彫りになった。顧客満足を重視し、信頼関係を築くことがビジネスの成功に欠かせない要素であると、業界関係者からは警鐘が鳴らされている。