《すき家のレビュー投稿で騒然》「味噌汁の中にネズミの死骸」画像が拡散 SNSでは「AIによる画像では」との指摘もあるが…広報担当者は「確認中」

すき家のレビュー投稿で騒然

《すき家のレビュー投稿で騒然》「味噌汁の中にネズミの死骸」画像が拡散

《味噌汁の中にねずみの死骸が混入していました》──牛丼チェーン・「すき家」のある店舗のGoogleマップ上にアップされたクチコミとして、信じがたい報告が画像付きで公開され、SNS上で物議を醸している。

飲食チェーン店の業務形態に詳しいWebライターが説明する。 「話題になっているのは、『すき家』の山陰地方の店。Google検索から『クチコミ』を確認すると高評価もされている店舗ですが、『最低』評価をつけたあるネットユーザーの書き込みが拡散されています。 投稿には《たまかけ朝食を注文したところ味噌汁の中にねずみの死骸が混入していました。考えられません。一応保健所と本社には連絡しました。これ以降食欲が湧きません》とあり、ねずみと見られる異物が浮かんでいる味噌汁の画像も添付されていました。

3月21日時点で、投稿時期は「1か月前」と表示されている。書き込みの冒頭には《2028/1/21(火)am8:00頃》と記されているが、「投稿者のタイプミスで『2028』となっただけで、実際には今年1月に投稿された可能性が高い。実際、今年の1月21日は火曜日ですが、2028年の同日は火曜日ではありません」(前出・Webライター)。

投稿には「保健所と本社には連絡しました」とあるが、もし事実だとしたら、すき家サイドから発表がないことは不自然だ。それにしても、画像にあるようなサイズのネズミが偶然混入し、店員が気づかないようなことはあるだろうか。外食産業に詳しいジャーナリストはこう語る。 「近年の牛丼チェーン店では、味噌汁はお椀にサーバーから注ぎ入れる形で提供されるケースが増えている。その店がどうかはわかりませんが、味噌汁を入れる前からお椀にネズミが入っていればもちろん気づくでしょうし、手で盛り付けているとしてもサーバーを使っているにしても、提供までに気づかないのは不自然なほどのサイズです」

SNSでは、生成AIなどを使って作られた画像ではないかという指摘もある。仮にそうだった場合は投稿者側が業務妨害などに問われる可能性があるが、同投稿者の他の口コミは以前から近隣の別店舗を紹介しており特に不自然には見えない。もしいたずらだったら、いわゆる“捨てアカ”で投稿するケースのほうが多いだろう。

Googleマップの「クチコミ」には現在も、当該レビューや画像も掲載されたままになっている。株式会社すき家の親会社である株式会社ゼンショーホールディングスに問い合わせると「確認中」(広報担当者)とのことで、回答があり次第追記する。 もしネズミが入っていたとすれば、混入した経緯も、気づかなかった理由も、そしてこれまで発表されなかったことも謎だ。多くの消費者に愛される外食チェーンだからこそ、真相が明らかになってほしい。

味噌汁の中に見えるネズミの死骸

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