〈愛里生きてね〉〈ずっとだいすきでいたいから〉“最上あい”さんと高野健一容疑者の出会って3か月後の“親密LINE”を詳報

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〈高野いないと生きていけない〉〈オレも愛里なしじゃ生きていけない〉──高田馬場ライバー刺殺事件の被害者と加害者が、過去にLINEで交わしていたメッセージ。

2人は当時互いにどのような感情を抱き、それがいかに変遷してこれほど凄惨な事件へと発展してしまったのだろうか。NEWSポストセブンはこの事件について「人気ライバー(22)刺殺事件」というシリーズを特集している。

3月11日午前、佐藤愛里さん(22)が東京・高田馬場の路上で刺殺された事件。佐藤さんは、ライブ配信アプリ「ふわっち」で“最上あい”名義で活動しており、屋外でライブ配信をしている最中に男に襲われた。現行犯逮捕されたのは栃木県の職業不詳・高野健一容疑者(42)。佐藤さんと金銭トラブルを抱えていたと供述しているという。

「警察の調べに対して、高野容疑者は『女性に200万円を超える額を貸しているが、返してもらえないため犯行する決心をした』と話しています。昨年1月、高野容疑者が栃木県警に金銭トラブルについて相談していた記録もあるそうです」と全国紙社会部記者は伝えています。

宇都宮地方裁判所には、2023年12月、「被告・佐藤愛里」に対し、「原告・高野健一」に「2514800円及びこれに対する令和5年12月8日から支払済みまで年3%の割合による金員を支払え」と命ずる判決の記録が残っている。

この裁判記録によると、2021年12月頃、高野容疑者が佐藤さんが配信する動画を見て連絡し、互いの携帯番号を交換。2022年8月頃には高野容疑者が佐藤さんの勤務先を訪れ、直接対面している。程なくして、佐藤さんからの金銭を貸してほしいというたびたびの依頼に、高野容疑者が応えるようになっていく。

「高野いないと生きてけない」生々しいLINEでのやりとり

裁判記録には、2人が交わしたLINEメッセージのスクリーンショットが20枚以上添付されている。そのほとんどの日付は隠れていて確認できなかったが、冒頭の親密なやりとりだけは日付が残っていた。冒頭のやりとりが交わされたのは2022年11月6日。対面での出会いの約3か月後には、2人の関係はこんな言葉が交わされるほどに深まっていたようだ。

▼2022年11月6日

高野容疑者 寝落ちてた 1:09

高野容疑者 愛里生きてね 1:10

佐藤さん 高野いないと生きてけない 1:12

高野容疑者 うれしい 1:13

高野容疑者 オレも愛里なしじゃ生きてけない 1:13

佐藤さん あいりのために 1:14

佐藤さん いつもありがと 1:14

佐藤さん だいすき 1:14

高野容疑者 うん当然 1:14

佐藤さん だいすき 1:14

高野容疑者 うん 当然 1:14

高野容疑者 だいすき 1:14

佐藤さん へへ 1:21

佐藤さん 嬉しい 1:21

高野容疑者 久しぶりにだいすき言ってもらえてうれしかった 1:22

佐藤さん えへへ 1:43

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