KAT-TUN解散 かつて亀梨和也(38)が見せていた「J」への反発心〈キムタクに憧れて…〉

「今がそのときだから、自分を信じて進みたい」

退所を決めた亀梨和也(38)は周囲に、そう決意を語っていたという。

亀梨和也

◆◆◆

前人未到の記録を残したKAT-TUN

2月12日、STARTO ENTERTAINMENT(スタート社)は、3月末に亀梨が退所し、KAT-TUNが解散することを発表した。

「2005年に放送されたドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ)の主演で人気が爆発した亀梨がメンバーに名を連ねるとあって期待されていたKAT-TUNのデビューは06年。デビュー曲の『Real Face』はいきなりミリオン超え。東京ドーム8日連続公演など、前人未到の記録を残しています」(スポーツ紙記者)

100万枚を売ったデビュー曲『Real Face』

それまでのジャニーズにはなかったオラオラ系のグループだった。当時の事務所スタッフが明かす。

「亀梨はグループのイメージもあって、後輩に怖がられていましたが、舞台で絡むジュニアに、『今日は良かったよ』『あれは面白くなかった』と親身にアドバイスする面もありました。後輩もみな、亀梨がつけるディオールの甘い匂いの香水を真似るなど、憧れの存在でしたね」

激動続きだったグループ

だが、グループの歴史は激動続きだった。10年に亀梨と双璧の人気を誇った赤西仁が脱退、13年に田中こうきが契約解除で脱退、16年には田口淳之介が脱退し、KAT-TUNは亀梨と上田竜也、中丸雄一の3人で活動してきた。

メンバーは半減していた

田口本人が当時を語る。

「ロックというイメージが強いグループでしたが、僕はもっとダンスがしたかった。聖がいなくなって、これから団結していこうという時期だったので、上田からは、『そういう気持ちでやっていたのか?』、中丸くんからは『今までやってきた環境を手放すのはもったいないんじゃないか?』と諭されました」

亀梨の反応は、2人とは違ったという。

「亀はきっと、俺の気持ちを誰よりもわかってくれていた。あんまり多くは語らず、淡々と受け入れている感じでした。でも実際、一番悔しかったのは彼なんじゃないかと思います。紆余曲折のあったグループですが、KAT-TUNを誰より大事にしていたのは亀なので」(同前)

Related Posts