中居正広氏に関する女性騒動が、フジテレビ内で波紋を広げています。1月20日の放送の「めざまし8」では、アナウンサーの小室瑛莉子さんと酒主義久さんが自身の思いを語り、涙を浮かべる場面がありました。彼らは、SNS上での憶測に対して強い悔しさを表明し、社内調査の必要性を訴えました。

谷原章介さんは、「現在の情報は多くが憶測であり、裏が取れていない」と指摘し、フジテレビの報道機関としての責任を強調しました。小室アナは、社員としての誇りを持ち続けるためにも、会社が問題を洗いざらい調査することを望んでいます。

一方、フリーアナウンサーの宮根誠治さんがキャスターを務める「ミスターサンデー」でもこの問題が取り上げられ、フジテレビ側の対応についての議論が交わされました。特に、問題が報じられた後、CMスポンサー企業の撤退が相次いでいることが、視聴者の信頼が揺らいでいる証拠だと指摘されています。

フジテレビは、問題に関する調査委員会を設立し、第三者の目線での調査を進める意向を示しています。社長の港高一氏は、視聴者や関係者に多大なご心配をおかけしたことを謝罪し、透明性を持った対応を約束しました。

今回の騒動は、フジテレビ内部の士気にも影響を与えており、社員の思いが視聴者に理解されつつある一方で、今後の信頼回復に向けた道は厳しいものと見られています。中立性を保った調査が行われることが、フジテレビの未来にとって不可欠であるとの声も多く寄せられています。今後の動向に注目が集まります。