〈シンママとして経済的に困窮か〉女性ライバー “最上あい”さん(22)、高野容疑者(42)と出会った頃の「生活事情」 供述した“借金251万円”の裁判資料で判明した「2人の関係」

女性ライバー“最上あい”こと佐藤愛里さん(22)は、東京・高田馬場の路上で刺殺された事件が発生しました。逮捕されたのは栃木県の職業不詳・高野健一容疑者(42)で、供述や裁判記録から佐藤さんとの間に“金銭トラブル”が生じていたことが分かりました。

事件は3月11日午前10時ごろ、佐藤さんが配信を行いながらJR高田馬場駅付近を歩いていた時に発生しました。高野容疑者がサバイバルナイフのような凶器で襲撃し、佐藤さんの「助けて!」という声や、血だらけで倒れている姿も生配信されました。佐藤さんは首や頭部などを刺され意識不明の状態で救急搬送され、その後死亡が確認されました。警視庁は現場にいた高野容疑者を殺人未遂容疑で現行犯逮捕しています。

裁判記録によると、高野容疑者は佐藤さんに対して複数回にわたって金を貸し、その返金を求めて裁判を起こしていたことが明らかになりました。容疑者自身も消費者金融からの借金があり、経済的に困窮していたようです。このトラブルは深刻なものでした。

佐藤さんも、容疑者に出会う直前に複雑な事情を抱えていたことが分かっています。2021年、18歳の時に第1子を出産し、2023年時点では母子支援施設に住んでいました。この施設はDVや虐待を受けた母子も受け入れている場所です。

高野容疑者が配信を見て佐藤さんを知ったのは2021年の冬で、2022年に佐藤さんが働く飲食店を訪れたことから2人は急速に距離を縮めていきました。高野容疑者は、佐藤さんの要求に応じて定期的に金銭を貸す関係になり、裁判で返却を求めた総額は「2514800円」でした。2023年の初めに佐藤さんが3万円を返済した後、2人は連絡が取れなくなったとされています。

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