日本時間2月22日未明、インスタグラムで一般女性との結婚を発表した佐々木朗希(23)。チームメイトの大谷翔平、山本由伸にも直前に報告し驚かれたという“電撃結婚”は、多くのファンをも驚かせるものでした。じつは発表の約2週間前、佐々木は「週刊文春」のインタビューに応じ、「結婚への思い」を明かしていました。2月6日に行ったインタビューを抜粋して紹介します。
――これ、覚えていますか? 入団直後のスポーツ紙のインタビューで、何歳で何を実現する、と語っている。それによると、23歳で沢村賞を獲得、170キロを出す。25歳で結婚、30歳でサイ・ヤング賞、40歳まで現役と。
佐々木 スピードについていえば、メジャーでも僕が評価されているのはストレートの速さなので、そこにはこだわりたい。僕はストレートとフォークを中心にしたシンプルな組み立てで勝負するピッチャーで、多彩な変化球があるわけでもないので、ストレートの速さがないと平凡なピッチャーになってしまう。もちろん、球速を出すのが目標ではなくて、チームが勝つのが目標です。チームが勝つためにも、自分がメジャーで生き残っていくためにも、速い球を投げ続けていくことは欠かせないと思っています。
――25歳での結婚は? 昨年、大谷選手が真美子さんと電撃的に結婚されましたが。
佐々木 あれには本当に驚きました。(23年に)WBCで一緒にプレーさせてもらいましたけど、そんなことを微塵も感じなかったので。
――佐々木選手もそう遠くないうちに?
佐々木 結婚願望はもちろんあります。うちの親も割と結婚は早かったですしね。
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、キャンプイン直前に語られたドジャース入団を決めた真相、ストレートの球速が落ちた原因、高校時代の登板回避の秘話まで23歳の率直な思いが語られた「独占告白」90分インタビューを報じています。